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サランヘヨ韓国

サランヘヨ韓国

韓国語習得の近道

「韓国語習得の近道」



最近は韓流ブームの影響で、韓国語学習者が増え、韓国語の参考書がたくさん増えてきました。
今から韓国語を勉強をされる方は本当に羨ましいです。
私が韓国語を勉強し始めたのは、2000年の1月ごろでした。
その頃は映画「シュリ」が大ヒットした頃で、ちょうど韓国が注目され始めたころでしたが、
まだまだ韓国語の参考書は少なく、独学するのに大変でした。
でも独学でも今の私は生活に困らない程度の韓国語を身につけることが出来ました。
もちろんわたしの場合は夫が韓国人であること、韓国で暮らしているという好条件がありますが、
私が韓国語を身につけてきた際に感じたポイントは日本で勉強されている方の参考になるのではと思い、
今回韓国語習得のポイントとしてまとめてみました。
韓国語が難しい!なかなか覚えられない!っていう方の参考になればと思います。


1.韓国人の友人や先生を利用する
 とにかく話せるようになりたい!という方は、やはり韓国人と直接会話するのが一番です。
 参考書を見ながらでもいいので、相手の話すことをよく聞いて自分の口で話すのです。
 時間は短くても構いません。継続することが重要です。
 私の場合は今の夫と遠距離恋愛中毎日電話で5分くらい韓国語で会話していました。
 最初はもちろん参考書を片手に。でも次第によく使うフレーズは見なくても言えるようになるし、
 ”コレを話したい!”っていうのがあれば調べるようになります。自分の言ってみたいこと、イコール
 自分の興味のあることは頭に残りやすいので、ただ参考書で勉強するよりも頭に入りやすいです。

2.発音をよくするのなら歌いながら学ぶのが一番
 韓国語の発音って日本人には難しいと思います。とにかくよく聞いて、真似るしかありません。
 でも歌いながらだったら、楽しく学べます。
 好きな歌手の歌を歌手の声をよく聞きながら真似て一緒に歌うのです。
 続けていくと、どこが歌手の発音と違っているかがわかるようになります。
 違っていたら、口の開け具合をいろいろ変えて歌手の発音に近づけるようにします。
 また日本語訳で歌詞の内容をよく熟知した上で何十回も歌っていると、韓国語でも意味がわかるように
 なったり、単語を覚えたりできます。
 私はこの方法で歌を覚えて、まだお付き合い中に韓国で夫や夫の友人の前で歌を歌ったら褒められましたよ。

 
 韓国語で歌おう!
 私はこの本で勉強しました。

3.文法はNHKラジオ講座で
 やはり文法が一番詳しいのはNHKラジオ講座です。何回も何回も繰り返し勉強するしかありません。
 初めはなかなか頭に入らないと思います。特に単語なんか。でも暗記しようと思うのではなく、
 韓国語ではこういう風に言うんだとさらっと流す程度で充分です。よく使うフレーズや単語は勉強している
 うちに何回も出てくるので、自然と覚えてしまいます。逆にどうしても覚えられないのは、今必要としない単語
 なので、無理に覚える必要はありません。
 このNHKラジオ講座で基礎を身につけると、後が楽です。

4.峠を越えるまではひたすら我慢
 韓国語って初めはなかなか頭に入らなくて本当に苦労しました。
 でも峠を越えると一気に単語も覚えることが出来、話せるようになります。
 その峠というのは、韓国語の動詞の活用が身につくことと韓国で使われる漢字の発音のパターンが
 身につくことです。動詞の活用が身につけば、聞き取り力もアップしますし、漢字の発音のパターンが
 分かれば単語をたくさん覚えることができるのです。
 例えばわからない単語があっても、日本で使っている言葉を韓国語の発音に置き換えるのです。
 つまり「会社」という単語を知らなくても、「会(フェ)」「社(サ)」という風に漢字の発音が分かれば
 韓国語の発音が想像できるのです。もちろんすべて当てはまるわけではありませんが、これでかなり
 単語力が増えます。
 だから初めは頭に入らなくて当たり前!って感じで、割り切っていいと思います。
 そうでないとすぐに挫折しちゃいますよ。
 それまでは忍耐強く繰り返しの連続です。

5.韓国人の友人や先生がいない場合
 その場合はドラマや映画を見る方法で勉強してみるといいと思います。
 もちろん日本語の字幕つきで。字幕は直訳にはなっていませんが、日本語でこう言う場合韓国語では
 どう言っているのか、直訳じゃないからこそ自然な会話フレーズが身につくと思います。
 会話は相手が言っていることを聞き取れなくては話すことが出来ないので、韓国人の友人や先生がいない
 のであれば、とにかくヒアリングに力を入れるべきです。

6.当たり前だけれど基本は「聞く」「話す」
 検定試験を目指す場合は別ですが、話せるようになりたいならやはり「聞く」「話す」に重点を置くべきです。
 初心者の方ならば、CDつきの参考書を書いて覚えるのではなく、何回も聞いて何回も繰り返し真似て声に
 出すことをするべきです。「書く」ことは話せるようになってからでも充分に間に合います。

7.中級レベルなら日本のドラマやアニメを韓国語の字幕で見る
 中級になれば後は様々な表現や単語をたくさん身につけていく必要があります。
 そこで一番近道なのが、日本語のドラマやアニメを韓国語の字幕で見ることです。
 日本でよく使う流行りの言葉を韓国語ではどういうのかがわかるし、字幕に知らない単語があっても
 日本語を聞いているので意味は予想がつくし、知らない単語があったらメモに書き留めて後でじっくり
 調べることも出来て楽しみながら勉強になります。
 「パンドラTV」(ハングルで「日本ドラマ」と検索してみてください。)なら日本のドラマやアニメが
 韓国語の字幕つきで見れます。
  
英語の場合は「読む」「書く」が中心で失敗したので、韓国語の場合は「聞く」「話す」にかなり力を入れました。
そのおかげで今では韓国語が話せるようになりました。その代わり書くほうはあまり自信がありませんが…。
でも書くほうは調べればすぐ書けるので、あまり困っていません。話すことはそう簡単に身につけられることでは
ないので、がんばって力を注いだほうがいいと思います。話せるきっかけをたくさん作ってください。結局それが
一番の近道だと実感しています。








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